2007年9月アーカイブ

アメリカという国

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前から、「変な国だよな」と思っていた。
明らかに国民性や価値感が日本人と違うということ。
以前にも韓国のそれらに触れたエントリーをしたけれども、
やっぱり日本人の価値観が一番ホッとする。
そんな事をわざわざブログに書こうと思ったのは、最近この映画を見たからだ。


sicko.jpg

[映画Sicko:アメリカ医療問題を叫ぶマイケルムーア監督]

この映画を見ると、アメリカが先進国に見えなくなる。
実際に自分が目の当たりにしたワケでは無いので偉そうに評論するつもりはないのだけれども、
最近いろいろと耳にしているアメリカ情報もまた自分の価値観からすると
あまりに信じられない事象がたくさんあるらしいので、ちょっと書いてみた。


○アメリカ式医療システム(今回の映画の内容)
   国民皆保険制度ではないので民間医療保険に加入していない人はケガや病気の際の
   治療費が実費になる仕組み。   →低所得者はまず病院に行けない・・・。
   頼みの民間保険会社は超利益追求団体で治療方法にまで口を出して治療費をケチろうとする。
   一方、病院の医師は治療費を出す保険会社の許可や治療指示が無くては治療を施せない。
  (治療方針について病院の医師ではなく保険会社が決めている実情ってどうよ・・・)
   さらにその民間保険会社というのは「治療費申請を多く却下した人間ほど出世できるシステム」で、
   「救急車を使用する前に事前申請をしなかった為、保険料は支払らえない」
   (事故の事前申請なんて誰ができる!?)
   といった不条理極まりない理由で治療費の支払いをことごとく却下する。
   その結果、アメリカの保険会社の経営者の多くは億万長者番付にランクインされるほど金持ち。

○メール・イン・リベート (半分詐欺行為なアメリカ式割引システム)
   アメリカでPC等を買う場合、広告価格で699ドルとしながらも実際はレジで
   849ドル払わされる仕組み。
   「150ドルは所定の手続きをするとキャッシュバックされるから」という理由で
   上乗せされるのだが、実際には、業界側の意図的な手続きモレや遅延行為を
   されることによって、その受け取り率は50%以下。
   ガマン大会に買った消費者のみが受け取れるというスゴイ割引システム。
   完全に意図的なので日本でやったら詐欺行為で行政指導モノなのでは。。。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070807/279232/?L=top8

○制約なき返品制度
   レシートと共に購入した店に持って行けば、1年間問題なく使用できていたものでも
   返品ができる仕組み。   
   例:春に買った水着で夏を楽しんで秋になったらレシートと共に持って行けば返品できる。
   例:電動歯ブラシの新製品が出たので1年間使っていたものを持っていけば返品できる。
   別に不良品でもなんでもない商品が消費者の都合で日々大量に返品されつづけている。
   実際にアメリカの大手ショッピングセンターウォルマートのサービスカウンターでは、
   返品申請をしにくる消費者で朝から行列ができ、そして返金されたお金で
   消費者は新製品を購入していく。
   返品された商品は卸業者やメーカーに突き返され、後で残るのは大量のゴミの山・・・

   http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070704/276716/?ST=biz_shin&P=1


上記の全てのケースに関して、ある特定の業界が膨大な利益を独占しているのは明白。
そして映画でも表現があったが、アメリカの政治家は大手業界や組織と癒着しているので、
業界や組織が不利な政策を打ち出さない/反対することで多額な金額が
政治家に舞い込んでくる仕組みのようだ。
ま、日本もそうなのかもしれないけど、アメリカは度が過ぎるようで。。。

 ・まったくウソっぽい通販商品のCM  (通販商品業界)
 ・どんなに残虐事件があっても一般人の拳銃所持が未だに規制されない社会  (銃業界)
 ・証拠がまったく無い旧日本軍の従軍慰安婦問題の謝罪決議を国会で通す議員達  (反日系組織)
 ・軍事マネーオイルマネーと宗教色でいっぱいのイラク戦争  (兵器&オイル業界、カトリック系組織)
 etc...

どんなに非人道的であろうが、金や権力を握ったものが優位に立てる超資本主義世界、
それが自由の国アメリカ・・・。まさにアメリカンドリームだ!。 
きっとそれこそがアメリカンパワーの原動力なのだろうが、ちょっと自由過ぎないかい?。
俺はちょっとねぇ。。。

チュッ! 夏パーティー 2007

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「お!?、新曲がでるのか?」
タイトルを見てそう思われた方、気持ちは分かります。
が、残念ですがそれとは特に関係ありません。。。

結婚して初の夏休み。
今年は仕事の方も連休中は無し、ということで思いっきりTVなくらい夏を堪能しました。
今年は基本的に「山」で、クソ暑い都会の夏から逃避したいと企てていたんですが、
「・・・グソ熱いわっ!、どうなっとんじゃボゲー!」的な状態になっておりました。
なんでも岐阜県多治見で日本の過去最高気温(40.9℃)を達成した日、
その同じ岐阜県(下呂市、高山市)にいたのだからフェーン現象で暑いワケです。
「このままじゃ、避暑どころじゃない!」
死者が何かを求めてさまようように、我々も涼しいところを求めてさまよいつづけました。


そして千の風に乗って行き着いたところ、それが山の頂上でした。
飽きもせずに今年も乗鞍。毎年通った甲斐があって今年はようやく山頂まで登頂できました!。


goraikou2007.jpg

[乗鞍岳山頂からのご来光]

しっかし、山頂はクソ寒い!!。
かなりの厚着を着込んでいったのだけれども、それでも山頂は強風にあおられて超寒い!!。
でも3年の通い婚が実ったわけで、(ちなみ嫁は約1年半)
山頂からのご来光を見れた瞬間に、最高の達成感を感じることができました。


たーだ、こんなに火照った私の体が山頂の一つや二つで冷やされるわけでもなく、
次に向かった先は鍾乳洞であった。しかも「あの」金塊の盗まれる事件があった飛騨大鍾乳洞!。
やっぱり鍾乳洞はスゴイ!。そこに入った途端にそれまで体中から出まくっていた汗や汁が
一気にひいていきました。その感覚が結構カ・イ・カ・ン☆。
中の気温は12℃。そりゃ涼しいわ〜。
鍾乳洞の美しさにも魅了されて涼しい中での優雅なお散歩。結構クセになるかもしれません。
さらに最後の出口付近まで来た我々を一気に凍りつかせるようなさらなるクーリングスポットがあった。
「な、なんだこれはっ!?」


kaisoshin.jpg

[アレを二つ並べての記念撮影]

絶対零度で凍り付いたのは我々だけではなかった。
周りの観光も、「コレってアレだよね。。。」「最後にコレかよ。。。」的な妙な空気が流れていた。
一瞬凍りついた私もすぐに正気を取り戻し、何事もなかったかのように記念撮影をした。
しかし、一緒にいた嫁ちゃんに「撮影してあげるからアレの横に並んで」と言ったら、
さすがに神妙な顔をしていた。それでも周りの人の目を気にしながらも最終的には
ちゃんと記念撮影に応じてくれたところが「さすが私の嫁ちゃんだ」 と関心した。

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