2012年10月アーカイブ

僕らの黒歴史時代(飯野賢治)

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 この顔にビビッときたら110番!

 

 IinoKenji.jpg

[ゲームクリエイターの飯野賢治氏]

 

キモ系のビジュアルだけど、この人がゲーム業界を沸かしていた時期があった。

ちょうどNatasyaが暗い青春(男だらけ)をまっただ中の頃だった。

今日はその頃の話。

 

超がつくほどのゲームっ子であったNatasya。

ファミコン時代、スーパーファミコン時代の任天堂独占体制を終えて、

次世代ゲーム機戦争に突入していた時代はちょうど高校生の頃。

 

この頃、学校のクラスの中でも、やっぱりゲーム機ごとの派閥ができていた。

Sonyのプレイステーションか、SEGAのセガサターンか。

この手の話になると、かならず皆熱くなって「こっちのが勝つ!」と

激しく主張しあって最悪ケンカにもなる。そんな時代。

 

SEGAもSonyも初期の頃は本当に5分5分の戦いだったが、

ゲーマーと呼ばれる濃い層は、セガサターンを推している率が高かった。

そしてNatasyaもセガサターン派の一人。

 

そんな5分5分の戦況も、ある作品の投入によって明暗がハッキリする。

それはFainal Fantasyシリーズの最新作がプレイステーションで

発売されると決定されたから。するとそれを機に、

他のソフトウェアベンダーもプレイステーション陣営に付くことが多くなっていった。

 

セガサターン派からすると、次第に劣性になっていくその状況が、

それはもう悔しくて悔しくて・・・。

 プレイステーション派のやつからは「ほらね!」みたいな顔されるし。

「ウキーーーッ!!」

 

そんな中で登場したのが、あの飯野賢治氏。

 

ある時に彼が「プレイステーションの展示会」の最中に事件を起こした。

プレイステーションで開発中だったとあるゲームを急きょ凍結し、

セガサターンで開発&発売すると大々的に発表をした。

(プレイステーションの展示会なのにですよ)

 

それは苦境に追いやられていたセガサターン派にとっての光!。

まさに救世主!。そう見えてしまっていた。

それもあって、その後のゲーム雑誌でも彼はかなり取りざたされていた。

彼のその破天荒なパフォーマンスや持前えのクリエーター魂に

心底惚れこんでいった自分がいた。

 

今思えば、人というものはこんなに簡単に信者になれるんだな。

だって、彼がセガサターンで発売したゲームはほぼ買ったけど、

今思うと、「うーーん・・・」と言いたくなるような物が多かった。 

 

特にこれってどうよ、と思ったのは、セガサターンで発売されたゲーム、

「リアルサウンド ~風のリグレット~」だ。

当時、飯野信者だったNatasyaは当然発売日に購入した。

 

なんといってもこのゲーム、画面が真っ黒で一切何も表示されない・・・。

青春ストーリーが音とセリフだけで展開されるサウンドノベル。

たまに選択肢があるが、選択肢があることを音で告げられ十字キーで選択する。

 

今だったら、「こんなもんゲームじゃねーよ」、と正直思う。

確かに「視聴覚障害のある人にも楽しめるゲーム」とも言っていた。

でも、そういう人がこのゲームの為にわざわざゲーム機本体まで買うか?

言ってしまえば、ラジオドラマに毛が生えた程度のゲーム性。

別にゲーム機でわざわざ出すモノじゃない。。。

それでいて値段も相当高いし。(約6800円)

 

 

でもその ~リアルサウンド 風のリグレット~ をやっていて、

自分の中で活かされたことが1回ある。

 

ずいぶん昔のことだが、菅野美穂と柏原崇がウワサになったことがある。

TVなどでは、「ドラマでの共演がきっかけ」と言っていたが、

実際は違うんではないか俺は思っている。

 

菅野美穂と柏原崇は、ウワサになるちょっと前に

この ~リアルサウンド 風のリグレット~ で共演しているのだ。

しかも恋人役っぽい関係で!。(←細かくは覚えてない)

 

この作品で二人は急接近していたのは間違いない!。 (ニヤリ)

 

あ、そんだけです。

 

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