2012年6月アーカイブ

「評論家はいらない」と言いながら

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「クラウド」って言葉が大嫌い。

 

ファイナルファンタジー7の主人公の事ではありません。

今日はいつもよりちょっぴり真面目でちょっと難しい話。 

 

「雲」を意味する「クラウド」という言葉。

IT業界に従事する人ならば、最近の「トレンド」としてこの言葉をよく耳にする。

だけど 「クラウド」って言葉が大嫌い。

 

そう、こんな風にね。

 

 NatasyaComic_007.jpg

 

と、癒し系妹はさておき、 

 

簡単にいうと、業務で利用する業務や処理をデータをインターネット上のサーバに預けて、

社内や外など色んなところからアクセスできるようにして便利に使おう、的なイメージ。

 

確かにモバイル通信やスマホが一気に普及して、

以前よりインターネットに容易にアクセスできるようになったので、

ITで食べてる企業ではシステム構成のひとつとしてありだと思う。

 

でも、IT企業でもない1企業がクラウドを利用しようとした時、

上記のようなポジティブな考え方で業務のクラウド化しようとすることは

どちらかというと少数派で、実際には企業のIT管理者の「責任の丸投げ」が

クラウドの本当の目的になっているんではないかと思う。

 

クラウドサービスを提供している会社には、

大規模なデータセンタを持っていて、サーバやデータは何重にも冗長化されている。

そしてサーバに精通したシステムエンジニアが運用していて信頼性が高い、

そう信じて業務やデータをクラウドに預ける。

 

で、実際、事件は起きた。

http://www.j-cast.com/2012/06/22136778.html

「レンタルサーバーで「大規模障害」 重要データが消失、企業に衝撃走る」

 

 

実際、、、めったにシステム障害が起こらない運用の現場に対して、

高度なスキルを持ったエンジニアが運用しているなんて普通はない。

そんなスキル持った人がいたらもっと他のプロジェクトに使われる。

それに基本的にはシステムで信頼性を高めているわけだから、

実際の運用者はコスト低減の為に、委託先の社員が相場。

想定される障害に対して準備された手順書通りに動く対応なのだから、

対応者は新人社員や委託社員、アルバイト社員もありえる、と思っている。

 

じゃ、「想定外」のことが発生したら、迅速に対応できるのか?。

多くの場合、無理だと思う。

 

上記「ファーストサーバの障害」のニュースに関して、

原因はソフトのバグと言っているけれど、データの消失までいったのは、

オペレーションミス(人的ミス)があったからではないかと思えてならない。

 

 

企業としてはデータの消失は一番のリスク。

今まで企業のIT管理者は相当なプレッシャーを感じながらシステムを日々メンテする。

「クラウドに移行すれば、日々の運用から開放されますよ」

そんな甘い言葉に誘われてクラウドに移行する。

クラウド化の付加価値なんて理由の後付け。

 

そして、上記のような事件。

利用企業とIT管理者はこう言うだろう。

「クラウドでデータ消失なんて想定外です!。」

「クラウド運営会社が悪いんです!。」

 

 データ損失の直接の責任は自社でなくクラウド運営会社なのだから、

IT管理者の責任はうやもやになり気持ち的には全然楽になれる。

 

でも一度失ったデータは金で買えないから

賠償請求しようが信頼は取り戻せない。 

まさに責任もろとも雲(クラウド)の中。

 

 

構成も場所も運用体制も雲のように見えない安かろう悪かろうクラウドに、

重要なデータを置いて運用しようという無責任ブームがなぜ起きているのか、

さっぱり分からない。。。。

 

 

あ、もちろん、超個人的な意見です!。

 

神宮寺三郎 ~危険な二人~

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ブログ【もっこりまんの多事総論 http://mokkoriman.boo.jp/ 】が、

今月で7年間続けたことになりました。 (SNSへの転載は約2年半)

 

開始当初から更新頻度は激減し、開始直後から月に1~2回の低水準で安定。

内容も当時の雑談&エロネタから、最近はもっぱらヲタクネタに偏ってきているという。

ま、それはしょうがないとして、、、

 

「ほとんどコメントが付かない」のに7年間続けるという精神力!。

 

さぁ、誰か私を褒めてください!。

今ならコメント付けても恥ずかしくないからっ! (※ブログの方に)

さぁ、みんな勇気を出して!。

 

 

・・・さて、

そんな記念すべき7周年になる今回のネタは、

「アキバ旅行記」です。

 

「はぁ、またぁ!?、あんたバカァ!?」

っていう声が聞こえてきそうです。だから、

 

「ゆ、許してよ、アスカ!」

ってシンジ君のマネをします・・・。     

 

(こんなんでよく7年も続きましたな!?)

 

 

今回のアキバは、恒例の青春18きっぷ旅ではなく、

なんと新幹線だったんです!。 すげーリッチな気分!。

 

なんで新幹線かというと、会社の金(出張費)だから。。。

本当に珍しく東京出張。

で、とっとと、ひと仕事終えて、翌日年休!。

もっと、東京出張がたくさんあったら楽しいのに。

 

 

で、今回のアキバミッションは大きく2つ。

今年も続く「節電の夏」。それに備えるための、

「自宅のパソコンの省電力化実現」が目的のひとつです。

 

TV番組録画や外からのリモートアクセスの為に基本的に24時間稼動している

サーバー(パソコン)があるんですが、すでに省電力パーツで組んでいるとはいえ、

「さらに省電力化を極める」ということが、今回自分に課した課題なのです。

 

以前にそのサーバーを組んだとき、(たしかブログにも書きましたが)

省電力とはいえどフルHD動画を録画/再生できる性能を有しているパーツを選んだのですが、

Natasyaが実際に動画を再生するのはメインPCやPS3。(動画データには自宅ネットワークでアクセス)

だからサーバーには「撮って保存」する機能があればよいのだ、というのが最近分かってきました。

 

実は、地デジを「録画する」だけには高い演算能力を必要としないのです。

受け取った電波を電子化してそのままHDDに記録するだけなので。

高い演算能力を必要とするのは、それを再生や他形式に変換しようとした時。

地デジ番組のデータにはコピー防止を目的とした高度な暗号化が施されており、

これを「復号して再生する」際に高い演算能力が求められるからです。

 

NatasyaのメインPCやPS3は、十分にその能力を有しているため、

サーバーの演算能力は、より低スペックでよい。

つまり省電力性のみ考えてパーツを選べば、

今よりもっと低消費電力を実現できるはず、というもくろみです。

 

パソコンの電力ってのは、基板やCPUに使われている半導体がほとんどだけども、

意外に忘れがちなのが電源ユニット。

一般の家庭用電源(AC100V)からDC電源に変換して出力する為の

電源ユニット 自体が発熱していて、ユニット自体を冷やすためにファンが付いてて回っている。

つまり、本来必要としている電力量を取り込む時点でロスしている。

これはムダ意外のなにものでもない。

 

今回のサーバーでは、まず低スペック&低消費電力を徹底したパーツを

選ぶのと同時に「ACアダプタ駆動」の基板(マザーボード)を選定。

ACアダプタにはファンが無いし、低出力だが変換効率がいい。

それだけで、システム全体としての消費電力を25W→12Wと半減に成功!。

 

とはいえ、12Wでも今年も夏になったら電源OFFさ!。

つくづく エコだな~、自分。

 

 

でもって、

うちのミクちゃんが二人になったヨ~♪。

 

MikuMiku.jpg 

[左が新しいミク。鼻そうめんPバージョン] 

 

家計にも地球にも優しいアキバ系男子(キモくない)を目指します。

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