2010年8月アーカイブ

ツンデレ志向

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秋葉原や日本橋といった電気街めぐりブームが自分の中で到来中!。


目的は、パソコン部品あさりといった電気系オタクですが、
でもやっぱり兄弟としての萌え系オタクも嫌いじゃありません・・・。
(ってか好き?)


今や秋葉原や日本橋は萌え系オタク勢力がスゴイことになってますな!。
街頭でのメイドさんがチラシ配りしている姿もスゴイなと思ったけど、
フィギュアや同人誌を扱う店の多さにも衝撃を受けました。完全にオタクの街です。


でも、もっとも感動したのは「萌え系お土産」の充実さ!。
「萌え」を観光の要素に取り込んで、しっかりと街にお金を落とさせようとする
そのしたたかさには感服いたします。

そんなしたたかさにやられて私もついついお土産屋に足を運んでしまうわけなのだが、
なぜか、Natasyaが購入するお土産というものは大抵アッチ系な物になってしまうのが、
いまや世界7大不思議のひとつ。



Tsunderecookie.jpg

[ツンデレクッキー]

【解説】
 「(勝手に)食べれば!」という、完全に上から目線の台詞に加えて、
 10/12という高確率で引き当てる事になる激辛クッキー。

 比率的に約83%の「ツン」と、約17%の「デレ」なわけで、
 一般的にポピュラーな水準のツンデレ比率によってツンデレビギナーの人気を狙っている。
 がしかし、コアなツンデレマニアなNatasyaとしてはマニア向けプレミアム版として
 辛くないクッキーは一枚だけの商品もあってよかったのでは?、と言わせていただきたい。



Tsunderecider.jpg

[ラムネ]

【解説】
 「お前のノルマはあと99本。ささっと飲みなさい」という完全に
 上から目線の高圧的な態度とセリフ・・・、なラムネ。(味は普通)


 さきほどのツンデレクッキーにおいては、一般の人にも
 非常にわかりやすいツンデレ表現であったのに対して、
 これはかなりの難易度と言える。

 これは一見、99本という無理難題を押し付けている単なる「ドS」発言と思われがちだが、
 逆に見れば、99本という実際に不可能ではない数値を提示されていることによって、
 実は飲みきった時にはとてつもない「デレ」が待っている?(または期待してもいい?)、
 という、飲む人の想像力を要求される高度なツンデレ製品。

 また250円という価格設定(ラムネの一般相場よりバカ高!)が、
 100本完飲達成をより難解にしており、まさにコアなツンデレマニア向け製品で
 製作者の「やるならやってみろ」的な意思が感じられ、非常に好感が持てる。

上記のようなNatasyaの単なる「ツンデレ属性萌え」の暴露話には、
一般の普通の人にはどうでもいい興味ナシな話なのかもしれません。。。


 
しかしこれら「萌え」ブームというものが確実に日本を支える産業に
進化してしまっている事、そしてそれらは海外への影響力を持っている事、
それをしっかりと認識しておかなければならないと思える事象があります。



US-Japan Alliance.jpg

[わたしたちの同盟 永続的パートナーシップ]


これは、在日米軍の公式ホームページで公開されている萌えマンガです。

http://www.usfj.mil/manga/


この件は週間アスキーの記事で知りましたが、在日米軍の公式サイトで
こんな萌えマンガを公開するということがスゴイ事だと思います。

内容は日米安保の解説的なモノです。
日本国憲法の解釈(武力放棄の点など)にもアメリカ視点で踏み込んできていて
賛否両論ありますが、日本と友好を築きたいという本気度が伝わってきます。


スゴイですね。萌えって。

九州を巡る旅②

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今や空前の坂本龍馬ブーム。


NHK龍馬伝も中盤に入ってきて盛り上がってきている中で、
その龍馬が活躍した街、長崎にて竜馬探しの旅をしてきました。

というか、わざわざ探さなくても、街のいたるところに龍馬が存在する。
あっちにも龍馬、こっちにも龍馬、道路工事の看板にも龍馬・・・。
なんか龍馬って書けば、なんでも許されるような、そんな雰囲気。

有名どころのグラバー園や稲佐山の夜景観光は当然いきました。
中華街や長崎ちゃんぽん、トルコライスなどのグルメもしっかり満喫。


でも、本場ちゃんぽんの味については、「う~ん、、」と唸ってしまった。
味については、個人の好みもあるし、否定はできる立場ではないんだけど、
美味しくなかった。。。

今回たまたま?、その店だけ?、自分の舌の問題?、
ネット等で念入りな事前情報収集はしていったつもりだったけど。。。


事前の情報収集で一番行きたかった店(糸井重里が旨いと言ったらしい)は、
そこまで行ったのに、なんと店のシャッターが下りていた。。。

しょうがないから店変更。
二番目に行きたかった店(クッキングパパの作者が旨いと言ったらしい)で
ちゃんぽんを食すことになったんだけど、、、

期待と違わぬ真っ白なスープに太麺!。
見た目はよかったんだけど、一口食べて嫁ちゃんと目で会話してしまった。


「え!?、これ、美味しくない・・・よね?」


ベースはトンコツ味のスープ。なんだけど、
トンコツの臭みとぬるっとした触感とにかく際立ってしょうがない。
トンコツの悪い所が処理できていない、というか、豚骨の質の問題か?。
それとラード(豚油)の使い過ぎ?

また、味も薄く、トンコツ以外の旨みが無い。

長崎発祥の同じく長崎ちゃんぽんリンガーハットも食べたけど、
塩味がもっと聞いていてさっぱり系でありながら旨みがあった。


なんか想像していたのと「逆な味」だった。


でも、「昔ながらの味」を再現したらこんなものなのかもしれない。
逆にリンガーハット等は万人ウケのいいようにアレンジされているのだろう。


ここでガッカリしちゃいけない。
リンガーハットが旨い、ただそれだけのことだ。
何事も勉強。いい経験をした。


さて、
腹を満たした後に目指したのは、龍馬が活躍した亀山社中、跡。
山の中腹の昔ながらの街並み、細い路地。そんな中に亀山社中跡はある。

だから観光客向けの案内板が設置されている。
それを見ながらルートを確認していると、嫁ちゃんが指を指して言った。


 嫁ちゃん:「ここっ!」



Nagasaki1.jpg

[看板に指を指す嫁ちゃん]


 Natasya :「ああ、『龍馬のぶーつ』ね。」


日本人でブーツを初めて履いたのが坂本龍馬と言われている。
それを表した銅像があるのは、ガイド本を見て知っていた。


 嫁ちゃん:「違う違う、もっと近くで見て」
 Natasya :「ん?」



Nagasaki2.jpg

[龍馬のぶーつ?]

よく見ると、嫁ちゃんの指で「ー」が隠されている。


 嫁ちゃん:「『龍馬のぶつ』だよ~♪」

 Natasya :「・・・。そっかぁ!。『龍馬のぶつ』か~。結構デカそうだな~」


そう反応するのが精一杯だった・・・。


で、実際にその場所に行ってみたのだが、そこにあった物は、ナント
「龍馬のブツの像」ではなく、「龍馬のブーツの像」だった・・・。


そして、とある日に嫁ちゃんと一緒に行った神戸の異人館での出来事を思い出した。



 

u_konoyakata.jpg

[かの有名なう○この館]

この時に真ん中を伏字にするように指示したのは俺だった・・・。
しかし今回の嫁ちゃんの行動は、いつのまにか師である俺をも
超越してしまったと感じた・・・。


嫁ちゃんのギャグ戦闘力とたくましさの前に、
俺はその夜、ただただ枕を濡らすしかなかった。。。


そして次回、さらに九州の話が続くかは・・・未定。

九州を巡る旅①

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Nagasaki3.jpg

これは日本の自衛隊の軍艦でもアメリカ軍の軍艦でもない。

多数の鉄筋高層アパートが廃墟となって乱立している無人島。
その名も通称「軍艦島」。


明治から昭和の日本の経済成長にかかせなかった「石炭」を取るためだけに存在した島。
明治の時代から鉄筋高層アパートが建設されて、昭和には世界一の人口密度を誇った島。

一転、昭和後期、
エネルギー需要が「石炭」から「石油」に転換してから一瞬にして無人島になった・・・。

そして平成の時代にも崩れることなく巨大廃墟として存在し、
今でも当時の活気を彷彿させる様なしっかりとした存在感を醸し出している。


この島で採れた石炭の熱でボイラーを回して発電した。
この島で採れた石炭の熱で鉄鉱石から鉄を作った。
今の経済大国日本があるのはこの軍艦島があったからこそ。

6月に行った九州旅行で、ついにNatasyaも軍艦島に上陸!。
明治~昭和の日本の高度成長を支えた土台であったというべき
「聖地」の空気をこの肌で体感してきました。

 

Nagasaki4.jpg

上陸したといっても高層建築物には近づけません。
観光用に作られたほんの一部のルートのみの散策ではあったけれども、
当時の熱い男達(炭鉱労働者)と同じ土の上に立っているというだけで、
込み上げてくるこの不思議な高揚感・・・。

そう、例えるならば、ゴムゴムの実を食べたルフィーが興奮した時に
三本目の足がビョーーーーンって伸びちゃう感じ・・・。  (って分かるかなぁ~?)


ま、とにかく、
「やっぱ熱い、熱すぎる、軍艦島!」 です。


ちなみにNatasyaはこういった歴史建造物から日本人のアイデンティティを感じることができる。
なんていうんだろう、昔の日本人のたくましさっていうのかな、そういうなにかを。。。
廃線になっていく地方の鉄道網&路面電車などもそうだけれど、一度失ったら二度と元に戻せない。
お金出してもなんともならない。

そういう物ってしっかりと後世に保存をしていかないといけないと思う。

特に軍艦島はお金をかけてでもこれらを後世に残していく意義は多いにあると思う。
(実際、軍艦島は世界遺産登録の動きが活発化しているので、これは残されると思うけど。)


軍艦島、絶対にオススメスポットです!!。
とりあえず行っとけ (o^ー')b

次回は、「長崎にて竜馬を巡る旅」
乞うご期待。

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