2009年6月アーカイブ

軍事境界線

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最近はエヴァンゲリオンが熱いですな。
新劇場版の2作目が今月末から公開になるんですな。
エヴァ携帯がバカ売れしているようですしすごい人気っぷりです。
いやー、エヴァンゲリオンは好きなんですよ、私。

でもね~、映画に関しては今ひとつ気分が乗らない。
だって、前の1作目から約2年も経ってんだよ!。

例えば、ハリーポッターとかみたいに1話である程度話が完結していてね、
それでいて第2作目が出ますよーってんだったら、2年も間が空いても分かりますよ。

今回のエヴァンゲリオンは4部作だってなっててさ、それで1話の間が2年も空いたら、
全ての話を見れるのは6年後ってことになるじゃん。
それにさ、すでに1話目の最後なんてどんなだったかなんて、
もぅー忘れてるよっ!バカッ!!

しかも、前作なんて99%テレビ版の焼き直し・・・。
映画見てても、ストーリーが最初から分かっちゃってたし、
焼き直しって言っても、見た感じほとんどTV版映像をそのまま
使いまわしてたと思われるし、ホント最悪。

今思い出したけど、その内容の愚痴は以前にブログに書いてました・・・。 テヘッ


で、そんなエヴァンゲリオンに見習っていただきたいマンガが、
少年ジャンプで連載中の「To Love る」(トラブル)だ。

知ってる人は知っていることだが、このマンガのすごいところは、
紙面上の連載マンガとコミックス版(単行本)で一部の内容が書き換えられているところである。

わざわざ単行本用発刊の際に作者がわざわざ絵を書き換えるという手間をかけているわけだが、
それほどまでに力を入れている内容というのが、なんと、

「乳首の追記」   なのである。

ばかばかしいと思うことなかれ。
マンガやゲームなどのいろいろな自主規制がある世界の中で、
アウトとセーフの境界線はどこかというと、この「乳首」なのである。 ※これを「乳首基準」という。

今回のケースで言えば、乳首が見えていたら「少年雑誌」にふさわしくない、
だから編集側とすれば、「乳首は困る!」のであるが、
作者側からすれば、「乳首は絶対に描きたい!」のだ。

きっと、乳首をめぐって熱いバトルがあったのだろう・・・。
(乳首というのは時としてそういう争いの元となるのである。私もぜひ議論に参加したかった・・・)


結果として、より多くの人の目にさらされる雑誌紙面上においては乳首はNGで、
本当に好きな人しか買わないコミックス上では乳首OKという、超法規的措置が取られた。


そもそもこの「乳首基準」については、
エロスの内容に対してどこまでがOKでNGかの判断基準を明確にできない
大人たちが見える形で決着を取った、まさに日本人らしい落としどころと言える。
(だから、逆に乳首さえ見えなければなんでもアリの発想をする人たちもいる・・・)


ある日、そんな「To Love る」情報をある友人に教えてあげた。
そうしたら、

「えっ!、マジで!?。絶対ウソだね!
 だって俺、乳首あったらあのマンガでできるぜ!」

何ができるかはよく分かりませんが、
まるで小学生のような回答が返ってきました。
そして数日後、、、

「貴方の言うことは本当でした・・・」

たった一言、そんなメールが入ってきました。
はたしてそれで何かしでかしたかどうかは私の知るところではありませんが、
想像するにこんな感じだったのでしょうか。


Eva0.jpg

[ありがたい石像]

結局のところ、人というのはエロを追求する探求者なのである。

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