会社の制度上の都合で平日に3連休と取ることとなった。
「平日、何をしよう?」 と嫁ちゃんに相談したら、
「豊田の廃線を見に行こう」 って返事があった。
なんてデキた娘なんだろう。。。
そう思った。
[名鉄三河線の終点 西中金駅(廃駅)]
愛知県の三河地域を縦断する名鉄三河線。
その北側の終点駅は現在、猿投(さなげ)駅になっているが、
2004年まではこの西中金駅だった。
廃線になって4年・・・。
レールは草が生い茂っていたが、建物やホームはほぼそのまま残っていた。
「もしかしたら将来、復活なんてこともあるかもな」
なんて期待が本当に沸いてくる。
実際に豊田市駅からの三河線(山線)は非常にローカル色が強い。
はっきり言って、山や川を縫うように走る鉄道である。
それゆえに、川沿いを走る、トンネルをくぐる、など、
マニアにはたまらない仕様になっていた。
矢沢栄吉風に言うと、
「もったいない!」 だ。
ってか、トヨ○自動車に愚痴を言いたい。
ト○タホームとか、○ヨタスマイルライフとか、住宅関連会社いっぱい持ってんじゃん。
なんで、豊田市をもっと活用しないんだよ。岡崎とか周辺地域にばっか物件を作るのよ?。
豊田市内でも四郷とか、広瀬とか、栄えていないけど鉄道沿線の地域ってあるじゃんよっ!。
書いてて思った。
「あ、鉄道沿線だと車が売れないか。」
そんなわけないと思うけど、
言いたいのは、鉄道は一度失ったら戻ってこない。
日本が先進国であるのは鉄道が早期に発達したことが大きいと思う。
歴史的に見ても過去に日本が統治した地域(韓国、台湾)などでは、
日本統治時代に敷設された鉄道がその後の発展に貢献したことは間違いない。
高度成長中の中国では鉄道網の整備は今でも盛んである。
しかし、今の日本は自動車社会。
鉄道が失われていくのは日本の成長の歴史が奪われるようで切ない。