最近はガチヲタ系の内容ばかりだったので少し反省しまして、
NatasyaのITリプレースについて少しばかり書きたいと思います。
少し前に秋葉原に行った件は前回のブログに書きました。
そこでは触れなかったのですが、今回のアキバではiPad mini を購入しました。
iPad mini とは、その名の通りiPadの小さい7インチ版。
iPadの通常モデルより安いのがminiの非常に良い点です。
ちなみに少し前にWindows8タブレットを購入しましたんですが、
あれは完全個人の物。今回のiPadは「半分」仕事の為です。
語弊があるといけないので書きますが、そのiPadで業務をする、とかでないです。
仕事柄、スマートホンやタブレットを使うことが増えてきたので、iOSやAndroidの
深いレベルまで好き勝手に触れるスキルが必要になってきたので、
実験で設定をガンガン変更しても問題ない端末が必要になった、ということです。
(先日に仮想サーバーを家に作ってしまったのと同じノリですね)
ちなみに初代iPadが家にあるんですが、完全に子供用のオモチャになっているので、
この端末で実験して使えなくなってしまうと、子供がご機嫌を損なうことになり、
「影響=大」の障害になってしまう。なので別端末で考える必要があったんです。
あと、もうひとつ言えば、仕事用で必要な条件として、
「Wi-Fiモデル」でなく「cellularモデル」だったということもあります。
cellularモデルとは、要するに3GやLTEといった携帯キャリアの回線が使えるやつです。
auやソフトバンクからも購入可能ですが、その場合はやっぱり高額な月額費と
セット販売にされるんです・・・。
前から言っているように、Docomoやauやソフトバンクのパケット通信費には
とことん不満をもっているので、例のごとく、MVNOの安い回線で利用したい
って話なるんですが、残念ながらMVNOが使えるDocomo端末でiPadは発売されてない。。。
そうなると、購入するモデルは「海外版SIMフリー端末」一択という事となります。
この「海外版SIMフリー」モデルは、日本ではレアな為、中古ですら非常にお高い。
iPhoneについて言えば、国内モデルの倍の価格(9万円くらい)で取り扱われているくらい。
まぁ、iPhoneは需要が高いためそうなるのは仕方ないかも。
でもiPadのcellularr版はそもそもそんなにニーズが無いので
国内モデルの+1万円程度で購入可能。
正直、iPad mini のSIMフリー版は端末も安いし「狙い目」です。
「Wi-Fiモデル」だと、外で使えない、GPSがついていない、仕様なわけですが、
「Cellerモデル」だと、それがOK。つまり、完全に「カーナビにできる仕様」です。
※iPhoneでもできますが、画面の大きさがやっぱり違うので。
とはいっても、海外SIMフリー版iPadは、先ほどの話の通りレアな訳で。
秋葉原でも取り扱っている店もそんなに多くはないっていうのもあってやはり人気がある。
今回は、そのうちの1店舗であやうくボッタくられそうになりました。
アキバ散策中に外国人店員がいる怪しい店に立ち寄ったりすると、
ガラスケースには「SIMフリー版端末」がズラリと陳列されていました。
その中にあるiPadminiを見ていると、陽気なアジア系の兄ちゃんが声をかけてきました。
「これ、今ならxxxx円にするよ!」
一般的な相場より、1000~2000円程度安い価格を言っている。。。
「これ、本当にSIMフリー端末か?。現物を見たい」 と言うと、
奥から新品のiPad miniの箱を持ってきて渡してくれました。そして、
「これ、made in カルフォルニア だから」
「これ、世界中で使えるから」
「xxxxx円にするの、ホント今だけ」
いかにもそれっぽい事を言ってくる。。。
でも、その箱には日本語の説明書きがされていた。
なんで海外版のはずなのに日本語が書かれているんだよ・・・。
ちなみにカルフォルニアはAppleの工場がある場所。Wi-Fiモデルも同じ。
世界中で使える、それはWi-Fiモデルも同じ。言い方の問題だろう。
「再度確認したい。これ本当にSIMフリー端末なのか?
この型式をこの場でスマホで調べていいか?」
そうしつこく聞くとバツの悪そうな顔をして、
「う~ん、これ3G無いみたいね・・・WiFiモデル。」
・・・やっぱりか。普通にWi-Fiモデルをつかまされるとこだったのです。
外国人は普通にウソをつく。それについて彼らは罪悪感は無い。
この価値観の違いについては今回身をもって実感しました。
あとになって間違いを指摘されるとシラばっくれるか、
適当に「間違ってました、ゴメンナサイ」とでも言うんだろうな。
きっと被害者も多いのだろう。
そんな感じですったもんだありながらも
他の店でなんとか購入できたiPad mini cellularモデルですが、
当然、回線契約がなければ宝の持ち腐れ。今度は回線を検討します。
今はMVNOの業界は群雄割拠。多くのプロバイダーが参入してきたせいか、
競争が熱くて価格競争が激しくなっています。
今利用しているSIMは、IIJ(インターネットイニシアティブ)。
月額950円で、200kbps。+500MB分の高速通信(ブースト)可の仕様。
これはこれで1000円以下の回線サービスとしては最高レベルの品質。
これをもう1回線契約するのも普通にアリな選択だと思います。
しかし、あえて今回推したいのは、so-net LTE。
月額980円。150kbps。ブースト無しの仕様。
表面上のスペックだとIIJより悪いじゃん、と思われてもしょうがないのですが、
実は驚くべき付加サービスがあるんです!。
・+316円でSIMを2枚追加できる。
・既存so-net契約者は‐210円。
つまり、3回線で月額1086円、1回線=362円!。
自分のスマホと、今回のiPad miniと、嫁ちゃんのスマホ、
この3台が一台当り362円でパケット使い放題。この価格はシビレるでしょ。
ネックの通信速度150kbpsだけど、意外とイケます。
ネット動画やアプリダウンロードは家のWi-Fi環境でやれば問題なし。
さらに、既存So-net契約者は-210円、というのも実はもともと狙っていました。
家に引き込んでいる光ブロードバンド回線は、「コミュファ+so-net」の組み合わせ。
価格の安さだけでなく、「あえてso-net」を選んでいる点が注目ポイントです。
実はso-netはもともとモバイル通信にも力を入れているプロバイダーで、
昔から「so-netの固定回線プロバイダ+モバイル回線で割引き」サービスが
用意されているという、モバイラーには魅力的なプロバイダーでした。
将来モバイルを多用する時代が来ると見込んでの固定回線プロバイダーはSo-net。
当然MVNOにもいつか参入してくるだろう、そういう視点でso-netを待っていました。
そして、先日にso-net nuro サービス開始に伴ってso-netがMVNOを開始。
やはり既存so-net契約者向けの割引を組み込んできました。
もともと安い回線だけど、そこからさらにー210円はさすがの一言。
つまり、固定回線プロバイダーのチョイスも甘く見ちゃいけないということです。
ちなみにですが、経験的に家の固定回線でNatasya的にダメなケースってのがあります。
それは、CATV、電力系の「回線」と「プロバイダー」を合わせて利用するケース。
つまり、ひまわり、ミクス、キャッチ、コミュファ、こういった「地域限定」回線キャリアの
プロバイダーサービスをそのまま使うってのはいただけない。
そもそも「全国区でない」ので競争も激しくないから価格もサービスもイマイチ。
「地域限定」だから、その地域から離れた場合に継続利用できないのもイタイ。
モバイルについても業務範疇外だから付加サービスも無し。
そんなついでやってるといった感じのプロバイダーサービスですが、
光回線とプロバイダーを別にするのが「面倒臭い」という理由で契約が多い現実。
だけど、この辺を見直すと意外に家計にメリットが出るかもしれないです。
実際に最近は固定とモバイルの合わせ技でシナジー効果を出すケースがでてきてます。
au携帯とauひかりのスマートバリューとか。あれ、家族全員で入ったら相当安い。
ただし固定回線やメイン携帯回線はその後の変更が大変なので
囲い込まれだけには注意したい点ですが。
で、先日、さっそくso-netのSIMカードが届きました。
ただ、申し込みサイズを間違えて嫁ちゃんのスマホに入らない大失態・・・。
仕方ないから、自分でSIMカードをハサミでカッティングして
通常SIM→MicroSIMに変更した件も書こうと思いましたが、
そんなに面白くないし、もう長々と疲れたのでやめます。
(※お約束。よい子はSIMカードを切る行為はやっちゃダメです!)