2023年1月アーカイブ
Windows95 系環境構築⑧
Windows上からCDドライブが認識しない件は、
Windows98からWindowsMeにアップグレードすることで解消。
と思ってました。。。
そもそも、まずは「持っているPCパーツ」を結集して
Windows95系環境を構築する!という目標でここまでやっておりました。
もちろん事前に軽くはイケるかどうかを調べた結果、
「対応するドライバもあるやん!」という事で始めた企画でした。
ところが、ここまで来て
事前にダウンロードしていたドライバを当てようとしたところ、
「このドライバはWindows9x の下でサポートされていません」
と言いよった...。
んなバカな。
手動で当てようとしてもNG。
今になってドライバを必死に探すも、やはりこのマザーボードのチップセットは
WindowsXP以降しかサポートしておらず、Windows95系OSのドライバは見当たらず。
あのドライバのダウンロードサイト、
確かに怪しいとは思ってた、、、
なんてのは、ただの言い訳。自分の判断ミス。
ちなみにドライバが無いとどうなるかというと、
色数が16色のみ。解像度640*480縛り。サウンドも鳴らない。
こんなんじゃ、セガラリー2も同級生もまともにプレイできないよー。
古いグラフィックボードと古いサウンドボードを
無理やり搭載して強引に解決するか?とも考えましたが、
このマザーボードの拡張スロットがPCI-Expressが1個のみ。
その世代のパーツがWindows95系をサポートするとは思えん。
さらに古い拡張ボードってのは、そもそもモノがこの世になかなか無い...。
あってもジャンク品かつプレミア価格。リスクが高すぎる。
詰んだ...
もうやけっぱちに同級生をインストールしてみた。
一応、インストールは進むんだけど、ゲーム起動しようとすると
「256色出せないとダメ」と怒られて、やっぱり起動しませんでした。
というわけで、最後の最後で裏切りに会い、ミッションコンプリートならず。
今度しばらくの間、他にどういう方法があるのかなど色々と調べた上で、
やるならないを検討したいと思います。
Windows95系環境構築シリーズ 第1章 完
Windows95系環境構築⑦
Windows98上でCDドライブが認識しない問題がまだ続いてきます。
こういったパソコン系やネットワーク系のトラブルシュートでは
「低レイヤーから確認していくのが基本」と死んだじっちゃんが良く言ってた。
次はBIOS設定。
IDEに関する設定がいくつもあるが、ハッキリ言って何の設定か分からないので、
ひとつづつ設定をいじっては起動、を繰り返して、総当たりでチェック。
→改善しない。
やはりWindows98との相性か?
では、Windows98の後継バージョンであるWindowsMeにしてみたらどうだろう。
えっ?、そんなんズルじゃん!
と言うことなかれ。WindowsMeはWindows98と同じれっきとした
「Windows95系」なのである。詳しい説明は割愛。
ちなみに所有しているWindowsMeメディアは、アップグレード用CD-ROM。
通常ならWindows98上からWindowsMeディスクのアップグレード用ウィザードで
バージョンアップするのが基本なのだが、今はWindows98を起動した時点で
CDドライブが使えないのでそのやり方ではダメだ。
うむ。
ではまずWindows98ディスクを入れてみてWindowsセットアップメニューを起動。
1. Start Windows98 Setup from CD-ROM
2. Start Computer with CD-ROM support
3. Start Computer without CD-ROM support
ここで、1でなく2で起動。
しばらくしてコマンドプロンプトが表示されたら、
CDドライブの中身をWindowsMeディスクに入れ替える。
そして、例のコマンド。
A:¥ d:
D:¥ cd ¥windows
D:¥windows setup
するとちゃんと起動したWindowsMeインストールウィザード。
そしてその後も問題なくインストールは順調に進んでいく...。
で、ついにWindowsMe起動!
うわ、これも懐かしい。
個人的にはWindows98よりWindowsMe信者だったので、感動もひとしお...。
しかし感傷に浸っている場合ではなかった。
で、肝心のCDドライブは認識しているのかを確認してみると、、、
D: 認識シテル!
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
Windows95系環境構築⑥
Windows98のインストール直後にCDドライブが認識しなくなる問題。
ネットで本腰入れて調べてみるも、
なかなか同じ症状の事例報告は見当たらず。
という事なんだろうけれど、そもそもIDEやCDドライブのドライバって
自分で当てる事があったっけ?。いや、大体は自動で認識されてたと思う...。
ちなみにドライバとは、OSとハードウェアを仲介するソフトウェアで
昔は周辺機器を買うとそのドライバをWindowsにインストールする必要があった。
だから昔は周辺機器製品にはフロッピーディスクとかが付属してた時代があった。
WindowsXP辺りから汎用ドライバがOS自体に搭載されるようになって、
最近は自分自身もドライバを意識することは相当少なくなってた。
と、ウンチクしてもしょうがない...。
昔のPCのおいてCDドライブは生命線。
ゲームやドライバをインストールさせたりするのに絶対に必要な物なので、
これが直さなきゃセガラリー2も同級生もやれんぞ。なんとかせねば。
先日にハードオフで購入したCDドライブは
レガシーなIDE接続ではあるがDVD-RAMにも対応するという
当時からすると最先端な機器、であると思うので、もしかしたら
Windows98自身に含まれるドライバが、このDVD-RAMドライブに
対応できていないのでは?
と仮説を立ててみる。
というわけで、ハードオフでまた購入してきました。
IDE接続の古いCDドライブ(2台目)。
しかも今度はCD-ROM機能のみな低機能版。
だけど価格も据え置き¥220!。
さ、これで直るかな?
結果は、
残念、認識シナーイ!
そして私のテンションも
本格的に上がってまいりました!
Windows95系環境構築⑤
Windows98のインストールウィザードを順調に進めていって、
ついにインストール完了直前まで行き着く。
そしたら、デスクトップ表示直前のところでエラーメッセージが発生。
"Windows98 CD-ROMラベルの付いたディスクを挿入して[OK]をクリックしてください"
って、おいおい、ディスク入ってるし、
そもそもそのディスクから今インストールしとるやんけ...
とりあえず、エラーはスキップ!
するとついにWindows98のデスクトップが出現!
おおー!
素晴らしい。
久しぶりに見たこの古臭いデザイン。
だが、それがイイ。
さぁ、次はドライバのインストールだ!
と意気込むも、おや?
CDドライブが表示されない。
なぜ?
今までCDからインストールまでしといて、
Windowが起動したあとはCDドライブを認識しなくなるとは、
これいかに?。
やはり、ドライバ周りですかね。。
Windows95系環境構築④
前回の文字化けエラーメッセージを受けてから、
ネットで少し情報収集。
Windows95 系とSATA(各種ドライブ装置を接続する規格)が
どうやら相性が悪いようで。
それより以前の規格となるとIDEとかPATAとか言う物になる、のだが、
そんな古い規格のパーツはとっくの昔に処分してる...。
つーことで、ハードオフのジャンク品を漁ってきました。
IDE用CDドライブ220円。IDEケーブル55円です。
こんなの、まだ売ってるんだなぁ...。
で、IDE接続にしてからWindows98セットアップディスクから起動してみると...
セットアップメニュー起動確認!
コマンドでFDISKを呼び出しパーテション設定。
A:¥ fdisk
うわー、懐かしい。
昔はこれでディスクを論理分割してたわ。
と感傷に浸るのはほどほどにしておいて、
A:¥ d:
D:¥ cd ¥windows
D:¥windows setup
この辺りのコマンドは不思議と体が覚えてる。
そしたら、Windowsインストールウィザードが起動。
おー、なんだか順調じゃん♪
Windows95系環境構築③
いよいよ構築作業開始です。
おっ、マザーボード上のCPUファンは回りだした。ってことは
マザーボードに通電は正常にされている。
だけど、ディスプレイには何も表示されない...。
まぁ、これは自作PCあるある。
このディスプレイ(サブ)も久々に起動したので
死んでいる可能性もゼロではないわな、っということで、
切り分けの為にいつものメインPCを接続してみると、
あ、普通に映った。
じゃ、ディスプレイ自体は問題なし。
マザーボードの起動も久々なので、とりあえず定番のCMOSクリアしてみよう、
ってことでピンセットを使ってマザーボード上の細かいジャンパをいぢる。
もう軽い老眼が始まっているせいか、こういう細かい作業が1番ストレスが溜まる。
そしてCMOSクリアをしたところ、
CPUファンの回転数が急に上がり出した。
おおっ!?
ファンの力強い音と同時に込み上げてくる高揚感。
なんというか、心肺停止状態の患者の心拍音が戻ってくるとこんな感じなのかな...
と思ってみたり。(不謹慎)
そして画面に映し出されたBIOS画面。
ちゃんとストレージ(64GB SSD)も認識されている。
よし、じゃ、いよいよWindows98のメディアCDを入れてセットアップじゃ!
ブート優先順位をCDドライブを最優先に変更してから再起動。
そして画面に表示されたのは、
化けまくってる文字列...。
ですよねー!。
いきなり簡単にはいかないでしょう。
まぁ、こんな程度のトラブルは想定内です。
逆にトラブルが無ければ面白くないわけで。
Windows95系環境構築②
さっそく使えるパーツを捜索する。
現在所有するマザーボードで1番古いのがコレ。
約10年くらい前にハードオフで買った「MINIX-780G」。
当時はメインPCで使っていたお気に入りCPU(AMD Phenom2 X3 720)を
このMINI-ITX(小型タイプのマザーボード)に流用しようと考えて購入した記憶。
今では全く聞くことのないマイナーなメーカーだけど大丈夫か?。
そして箱にデカデカと書いてある「SocketAM3対応」。
これって結構最近のやつやん...。
だからやっぱりWindowsXP以降のドライバしか付属していない...。
ネットの情報ではWindows95 系を動作させるには、
さらにこれよりも2世代前のCPUソケットが通常のサポート範囲らしい。
とはいえ、こいつがダメならマザーボードから購入し直しになるので
藁にもすがる思いで、このマザーボードをネットでさらに検索してみると、、、
おぉ、、、
なんかそれっぽいWindows98用のドライバ発見。
なんか怪しいけど。。
とはいえ、これは、
「なんだかイケそうな気がする〜。」
天津木村風。
決め手は、
最近購入した「セガラリー2」と「同級生」でした。
青春を共にしたこれらゲームは両方ともWindows95、98対応。
これらはWindows11のPCでは(基本的に)動作してくれないワケで。。。
だからって諦めるわけにはいかない。
やってやろうじゃないの!
Windows95系環境の構築を!
Windows95時代からのガチ自作PCユーザーなめんな!
と謎の決意したわけです。
昔からWindows好きなので、OSのメディア自体は手元にある。
のだが、軽くネットで調べた所によると、現行のハードウェアに
Windows95系をインストールするのは無理筋で、
やはり古いレガシーなハードウェアが必要とのこと。
自分の手持ちのハードでなんとかできるのか?。
無ければ探さないといけないけど、
そもそも古いパーツ類が都合よく売ってるのか?。
「そこまでせんでも仮想PC環境で動かせるのでは?」とか
「メルカリで古い動作済みPCを買えば?」という意見もあるでしょうが、
そうじゃない。
自作での環境構築にこだわるのは、
オタクにありがちな、ただの意地と浪漫だけ。
できるところまでやってみます。