それでも、
「ああ、俺は今エヴァを観たんだ...」
という充実感。
ぶっ飛んだ世界観&設定の中、この期に及んで新用語を連発。
観客がまったくついていけない状況のまま、なんやかんだでエンディング。
これが許されるのってエヴァだけかも。
さらに、ネットでも言われているけど、上映時間が「長げーよ!」。
本編上映前のシアターが暗くなってからの広告も長い!そして本編も長い!
極めつけはエンドロールも長い!。宇多田ヒカルの曲が一巡して、
さらに二巡目の曲に入った時には、
「まだ終わらないの!?」
「俺の膀胱、どうなっちゃうの!」
と、新たな使徒と戦っていました。
話は変わって、現実世界に目を向けてみると、最近は特に、
世代間の対立、ジェンダー間の対立、国家間の対立、人種間の対立、etc...などなど。
最近は目にあまるものがあるよな、と。
エヴァの世界で言う所の「ATフィールド(心の壁)」を
全開しちゃってる人が増えているわけで。
そう言うギスギスした世界の中でエヴァ作品を観ると、
全ての心の境界を取り除こうとする「人類補完計画」の思想自体は
あながち悪い物ではないのかもなぁ...と思うほどにエヴァにハマっている自分を感じました。