うん年ぶりにオカンに怒られた(気がした)。
きっかけは「雛人形」。
10月に産まれた娘の初節句を迎えるこの時期のある日、
オカンに、「あんた、雛人形どうするの?」 と聞かれて、
「高いから買わない。こっちに大きいのがあるからあれでいい」 とかわす。
そしたらオカンの顔色が変わった。
「あれは伯母さんのでしょ!。雛人形は女の子一人にひとつ買わなきゃいけないもの。
雛人形はね、あんたの都合でどうこうするものじゃなくて、子供の幸せの為に
買ってあげるものなんだから、ちゃんと買いなさい!」
怒られた。。。ショボン・・・(´・ω・`)
男の自分には正直、雛人形がそんなに重要な物であるという認識がなかった。
Natasyaは兄弟は男ばかりで、姉や妹がいない。 (←Natasyaの妹萌え属性との関連性は不明)
ちなみにオカンは4姉妹であり姉や妹の女姉妹ばかり。
そういう環境の違いもあるだろう。 でも、、、
「俺の五月人形だって無かったじゃんよっ!」
一抹の男女不平等を感じながらも、雛人形が大事な物だというものは分かった。
というわけで、ネットなどで雛人形という物と売れ筋相場について調査を開始する。
「・・・なに?、一般的に15万円以上が相場だと?」
想定していなかった高額な臨時出費へのショックを感じながらも、
オカンの言っていることの正当性、雛人形というものの歴史&文化を確認することとなった。
「日本人的価値観と文化の継承に、雛人形は必要である」
と自分の中の必要性にそう結論づけた。
何店も人形店を回っているなかで実際に人形職人らしきおっちゃんとも話した。
人形ひとつひとつ、小物ひとつひとつに言われがあることを教えてくれた。
今でもひつとひとつ魂の入った人形を職人が作っていることも教えてくれた。(例外もある)
長年続いている美しい伝統を自分達の世代で失わせてはならない。
そういえば先日、とある友人と別件で話をしていた際に、
「Natasyaは思考が右寄りだ」 と言われたことがあった。
右と言われれば右だろう。だけど思想の本質は保守。
日本の古きよき伝統や価値観は守るべき、残すべきだと思う。それだけ。
雛人形は、結局のところ、値段の高い、安いが相当あった。
店員や人形職人のセールストークに頭を悩ませることもあった。
マンションだと収納の制約も多いし、立派な物は買ってあげれない。
でも、大事なのは娘の幸せを祈って買ってあげること。
そして、毎年のこの時期に娘の為に人形を出して飾ってあげること。
そう考えて値段でなく、フィーリングで選びました!!。
こんな感じ。
[雛人形親王飾り]
まぁ、それなりの値段です。