2012年8月アーカイブ

奇跡の牛

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今年の夏も暑かった。

 

暑い太陽光線が降り注ぐ中、嫁ちゃんの実家で墓参り。

セミの鳴き声、青空に広がる入道雲、額から滴る汗、漂う線香の香り・・・。

そんな中で墓を前にしてご先祖様に手を合わせる。

 

これが自分にとっての「日本の夏」。

 

普段はあまり墓参りはできていないが、せめて年に1回、

お盆にだけはご先祖様に感謝と祈りをささげることで

日本人としての義務を果たしたような気持ちになる。

 

 

そんな日本の夏の清らかな気分を害するのが、

終戦記念日あたりからお決まりの中国と韓国のいつものやつ。

今年のは特に気分が悪かった。。。

 

特に韓国大統領から日本の天皇陛下に対しての侮辱的なメッセージ。

あれは絶対にやっちゃダメな行為だ。

日本の天皇に対してそこまで思い入れが無い自分ですら、

反射的に怒りを覚えた。だって、そもそも今の天皇は関係ないじゃん。

これで韓国と日本の国家的な真の友好は100年は遠ざかったナ。

 

 

そんな報道もあってか、嫁ちゃんの婆ちゃんは、

「昭和天皇の写真集」を持ってきて居間で見てたのが印象的だった。

ニュースに対しては何も言わない・・・。

でも、何か思ってるんだろう。

 

すでに亡くなられているが、Natasyaの父方の祖父母も

居間に天皇家の写真があったのを居間でも鮮明に覚えている。

 

多くの日本人の精神には天皇家の存在がある。

これが事実。

 

「天皇は足を縛って土下座しろ」

などと侮辱する発言が日本国民から許容されるわけもない。

韓国内の支持率、または自己保身だけの為にこんな発言することが

どれだけ異常な事なのか、なぜ事前に考えれなかったのか・・・。

 

まぁ、韓国には色々と特殊な事情があるのは分かっているのだが・・・。

http://peachy.xii.jp/korea/

 

 

逆に考えると、

日本では北朝鮮の金家に対するイメージがすこぶる悪い。

ネットでは金家に対する誹謗中傷的な文言が散見されるが、

同じように国を代表する立場の者が、金家を批判的な発言をした場合は、

日本と北朝鮮の友好が100年遠ざかるかもしれない。

 

今回の事例を反面教師として、

自身の発言にも気を付けてたいものである。

 

 

それにしても、朴葉味噌と飛騨牛の組み合わせが最強すぎる。

 

Miso&Hidagyu.JPG

[美輝の里の飛騨牛ステーキ定食 ¥2100]

 

現代のサムライ

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ある日、嫁ちゃんの父親から依頼があった.

 

「リビングのTVをインターネットに繋ぎたい」

 

依頼としてはNatasyaがIT系エンジニアと知っての事。

まぁ、この手の依頼を知り合いに依頼されることはよくあるので、

今さらどうってことはない。

 

「いいですよ」

 

正直、パソコンや端末をネットに繋ぐのくらいは朝メシ前。

1~2時間で終わるとみていた。

とはいえ現地対応が必要なので訪問させてもらうことに。

 

今思えば、

作業当日は真夏の日差しが降り注ぐ暑い日だった・・・。(遠い視線で)

 

 

休日。

さっそく現地を訪れてマンション内の調査を開始。

ネットに繋ぎたいTVはリビング。インターネットの引き込み回線は別の部屋。

その部屋の間を結ぶLAN配線は無い。

 

「無線LANだな」

 

そもそもTVには無線LANの機能は無かったが、

有線LAN⇔無線LANのコンバータを買えば接続は可能。

嫁ちゃんの父親もその方法には同意。

 

そして、インターネットの引き込みを確認。

インターネット回線はNTTのフレッツ光。

ブロードバンドルータもNTTのレンタル品で、無線LAN内蔵タイプ。

この時から嫌な予感がしていた。

 

そして無線LANに必要な暗号化キーを確認するため、

 契約書類一式、設定マニュアル一式を出してもらう。

 

しかし、その中に無線LANの暗号化キーが書かれた物は無かった。

 

「お義父さん、無線LANにセキュリティー設定した時の情報無いですか?」

 

「そんなの知らないなァ~。これで設定できたよ」 

 

お義父さんが言う[これ]とは、「らくらくセットアップCD」と書かれたCD-ROMだった・・・。

 

「で、出たっ・・・」

恐怖の自動設定ツール・・・。

 

これを使うと素人でもパソコンをネットに繋げるんだが、

パソコンに設定された内容がブラックボックスとなり、

そのツール以外では手が打てない、ということになる。

 

ネットに接続したいのがパソコンなら、そのCDを使えば良いだけのこと。

しかし、今回接続したいのはテレビである。(実際は有線⇔無線コンバータ)

そんなWindows用の自動設定ツールが使えるわけもない。

 

なんとか自力で暗号化キーを探し出そうと。

無線LANを使っている既存PCの設定情報も確認したりもするが、

当然暗号化キーは、「***********」と情報が伏せられており表示できない。

 

 

途方に暮れだした。。。

そして追い打ちをかけるようにお義父さんから出た救いのない言葉と冷たい視線。。。

 

「パソコンは自分で繋げたけど、簡単だったよ」

 

いや、パソコンはそのセットアップCDが使えるからであって、

非パソコン機器には通用しない、ってことを説明するも、

ただただ言い訳にしか聞こえなかったと思う。

ただ、「プロなんだよね?、そのレベルなんだ。」的な視線が辛かった・・・。

 

このままでは、お義父さんの中で、

「娘の旦那は、TV一台もまともにネットにつなげない(自称)ITエンジニア」

という印象が付いてしまう。それは避けたい!。

 

 

「チッ、本気出すか!」

 

そしてこんなこともあろうかと、

自宅から持ってきていたノートパソコンMURAMASA(シャープ製モバイルノートPC)と

外付けCD-ROMドライブをかばんから取り出す。ジャジャーン!

 

 

 MURAMASA2.jpg

[2004年購入の愛機MURAMASA: OS:WindowsXP CPU:Efficeon1GHz SSD:32GB ※MacAir級に薄いゾ]

 

IT系エンジニアとは現場トラブルを想定して色々な物を準備するものなのだ!。

 

自らMURAMASAにらくらくセットアップCDをインストールすることで、

自動設定ツールを動作&解析して、ログで設定内容を確認してみよう、という寸法だ。

 

だが、MURAMASAに内蔵されている無線LANが古すぎて自動設定ツールで認識されない。

 

「くそっ!」 

 

お義父さんが他のノートPCで使っていたBaffaloのUSB無線LANを借りて、

それをMURAMASAに接続して再トライ。 ・・・結果、認識!。

 

「よし!」

 

自動設定ツールをインストールし無線LANの設定を実施する。

そしてMURAMASAはインターネットには接続できるようになったが、

肝心な無線暗号化キーは、 

 

「くっ、やはり自動設定で何も表示されない!

 やはり自動設定ツールには勝てないのか・・・・」

 

自分の小宇宙が消えかけているのを感じていた時、

MURAMASAのデスクトップに見慣れないテキストファイルがあった。

 

「なんだこれ?」

 

ファイル名は無線情報なんたら。まさかと思いそれを開いてみると、

そこには無線LAN設定情報があり、暗号化キーも!。

 

「やった・・・」

 

やはり謎な仕様ではあったが、

ようやくのことで暗号化キー情報を手に入れた自分は、その後に

TVをインターネットに接続し、無事にミッションを完了させたのだった。

時間はかかったものの、インターネットに接続できたことで、

お義父さんのご機嫌も上々。豪華な夕ご飯もごちそうになりました。

 

 

しかし、なんというか、NTTのフレッツ光。

情報弱者のことを思っての自動設定ツールなのだろうが、

一般的な設定方法とかけ離れすぎていて、一長一短だと思うわ。

 

実際に数年前にも兄嫁のところでも無線LANの調子が悪いってことで、

対応した際にもフレッツ光で、その時は時間内に解決できなかった。

そういった意味でリベンジでもあった今回。

 

NTTに勝ったどー!

 

 

でも、愛機MURAMASAは自動設定ツールをインストールして汚れてしまった。。。

さぁ、早く家に帰ってフォーマットして、キレイになろーね♪

 

愛機MURAMASAは、嫁ちゃんよりも付き合いの長いベストパートナーなのである。

 

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