いよいよ青春18切符の季節になりました。
電車に乗ることが苦ででないNatasyaは今回もさっそく旅立ちました。
で、今回の行き先は秋葉原です!。
すいません、
秋葉原は夏にも行きました。。。
ここのところ電気街散策が趣味となっているので、
名古屋の大須や大阪の日本橋も行っていますが、
やっぱり、秋葉原がダントツ凄いんです!。
というわけで、さっそく始発の電車に乗り込み、東京へ向かいます。
今回の秋葉原の旅において、ひとつのミッションがありました。
それは、
「BLバー」に行く事です。
巷では、BL(ボーイズラブ)が腐女子とOLの間で空前のブーム!
「BLバー」とは、最近になって秋葉原にオープンしたバーで、
なんと「色々とBLの仕掛けが満載らしい」との事なんです。
さすがアキバ。日本サブカルチャーの先端にいる街である。
前回お話した通り、Natasyaは「BL否定派」なんですが、
そもそもBL好きの人からすれば、
「それを知らない人間が否定をできる権利は無い!」と言いたいはず。
物事を否定する前提として、そのことをある程度は知っている必要があるわけです。
という訳で、多少危険な香りがするBLバーですが、
男としてなんとしてでも実態を把握しなくてはっ!
さて、電車を乗り継ぐこと約7時間。秋葉原に到着しました。
さっそく現場に足を運びますが、(ここでいう足は右足と左足のことです)
BLバーというだけあって一応飲み屋ですので、オープンは夜からでした...。
近くの通りにはこれまた流行りの「耳かき店」がたくさんありましたが、
なぜか嫁ちゃんからはそこに行く事を固く禁じられていましたので、
ちゃんと紳士的にスルー。
明るいうちは本来の目的でもあるパソコン部品屋を徘徊しました。
ちなみに、
耳かき店は行く事はNGだったのに、
「俺、BLバーに行くから!」 という発言に対しては、
「行ってきて、感想聞かせて!」 とおっしゃっておりました。
「もしかして嫁ちゃんも腐女子の気があったりして...」
という妄想をしてる間に、日は暮れました...。
いよいよBLバーが入居しているビルの前に立つ。
[煌々と光るBLバーの看板]
「う~ん、怪しい...」
ビル自体も怪しい雑居ビルだが、
そういえば以前にいったメイド喫茶もこんな感じだった。
(店を出ると急激に現実に戻されるあの感覚もクセになる)
入居しているビルの三階に目をやる。どうやら、営業中らしい。
と、その横からビルに入っていく腐女子を発見!。
まずは、その女子が上っていった階段をそっと付けてみる。
なにか声が聞こえた、
耳を傾ける。
「いらっしゃいませ~、おほっほ~ゥ!」
......オカマ?
う~ん。。。ここで深呼吸。
「俺はこんな装備で大丈夫か?」
「大丈夫、問題無い!」
エルシャダイ的な自問自答をして自らの意志を再度確認。
ヨシ!。好くぜ!
そして、階段を上った先で発見したの物とはっ?
[友民党?]
「色んな意味で大丈夫かーーっ!?」
店に入る前からこんな調子で出鼻をくじかれましたが、
階段を登りきり、無事に店の前まで到着。
というか、ガラス張りで、この時点で店内まる見え。
やはり、ほとんどが女性(腐女子と思われる)であった。
そして向こうからもこっちが丸見え。。。
こちらの存在に気づいた店員(さっきのオカマっぽい人)が出迎えてくれた。
Natasya:「男子一人でも大丈夫ですか?、ちなみに僕ノンケですけど。。。」
店員: 「オーケィ、オーケィよ~ぉ♪」
ちなみに「ノンケ」という言葉は、
ソッチの気の無いノーマルな人種を表す専門用語である。
そう言って連れていかれた店内はたくさんのしゃべり声で賑わっている。
静かすぎたメイド喫茶よりは居心地はよさそうである。
男子店:員5人、
男子客:2人
女性客(腐女子と思われる):10人
店もこじんまりとして小さめなバーくらいの広さ。
コートを脱いで通されたカウンターに座る。
気にしすぎかもしれないが、女子たちから注目を浴びている気がする...。
男客ひとり、というのは珍しいと思われているのかもしれないし、
そっち系だと思われて、腐女子達の妄想が開始されているのかも知れない。
が、気にしても仕方ない。まずは渡されたメニューに目を通す。
...う~ん。悩むなぁ~。
だってわざわざ、頼みにくい用語が列んでいるのだから。
<メニュー>
・生BL
・や○い汁
・僕らのソーセージ
・カップリングカクテル(攻と受をチョイス)
などなど。
ただただそれ系の用語とかけてあるのがこの店の売りなんだろう。
面白いって言えば面白いけど、なんか面倒くさくもある。
っていうか、この店の中ではいつものノリで、
「じゃ、とりあえず生で」
なんて言おうもんなら、あっという間に店内の腐女子達の
妄想の餌食にされてしまうに違いない...。
とは言え、何も頼まずに出るわけにもいかない。
Natasya:「じゃぁこの生BLと、僕らのソーセージを下さい...」
店員: 「生BLと僕らのソーセージ入りました~♪」
大声で繰り返さなくていいよっ!!
あぁ...。
この後で運ばれてきたソーセージ。。。
俺はどんな顔してソーセージを食べればいいんだ...。
[色々な大きさと形のアレ]
腐女子達の視線を感じながらほおばった「僕らのソーセージ」、
この時のソーセージの味を一生忘れることは無いだろう・・・。
でも、よくよく見てみると、
やはりターゲット層である腐女子様達の妄想癖を壊さないようにとの
配慮からか、店員が基本的にイケメンである。
カワイイ系男子(小池鉄平風)もいれば、
ちょいヒゲ男子(ルーキーズに出てた桐谷健太風)もいる。
そしてメニューの中には、
「指名した店員二人がイチャイチャしながらシェイクしてくれるカクテル」
1000円ってのがあった。
それを見て、どんだけイチャイチャするのか気になっていたが、
とある腐女子がオーダー。
「なんとかカクテル入りましたー」の号令の元、
生意気そうなボーイと気弱そうなボーイがイチャイチャしだした。
手で下半身をまさぐりながら、男同士で唇を重ねだした!。
「げっ、マジかっ!?」
見てられなくて思わず目線をずらす。
しかし腐女子達はキャーキャー言ってる...。
演 じている彼らが本物のBLなのか、
または業務だからしかたなしにやっているのか、
それは正直分からなかった、なんとなく前者のような気がした・・・。
今回の旅で感じたこと。
おそらくBLは一種のエンターテイメントである。
本当のBLは確実に存在するのだろうし、誰も否定もできない。
ただ、ひとつの物を取り上げエンターテイメントに昇華させて
ブームを巻き起こす力には凄いものを感じる。
そして、これは自分の中での新しい発見だったんだけど、
イケメン+黒ぶちメガネっては相性がいいって事!。
おぎやはぎみたいな黒ぶちメガネはアレな感じけど、
装着者がイケメンだと爆発的に萌えれる!。
先日も居酒屋でメガネの女性店員に妙に萌えた。
だからきっと次はメガネっ娘ブームが必ず来るだろう。