名古屋パルコにはお気に入りの服屋がある。
先週、久しぶりにそこに買い物に行った。
その店で働いている若い店員とはかれこれ4年位の付き合いで、
彼のファッションアドバイスには非常に信頼をよせている。
いつか「俺専属スタイリスト」の称号を与えたいと思っているくらい。
今回、もうかれこれ半年ぶりくらいにその店に行ったわけだが、
「Natasyaさん、久しぶりです。今日は会社帰りですか?」
ちゃんと顔も名前も覚えてくれている。
「トレンチに合うインナー探してるんだけど。今回アツイの入ってない?」
「今日はアツイの12個もありますよ!」
12個っていうのが適当だなー、と思わせつつも、本当に12個出してくれた。
それでいて「これ、ここがこうなるのがアツイんスよ~」 と全部アツイ部分を説明してくれる。
「これ、Natasyaさんの趣味に近くないッスか?」 俺の趣味をすごく理解してくれている。
「でも、これに近いカンジの持ってるんだよね~」 と返すと、
「あ、薄い紫のやつッスよね?」
「え、覚えてんの?」
「当たり前ですよ、あれがNatasyaさんとの出会いですから」
なんか、ジーンときた・・・。
4年前に俺が買ったシャツを覚えている。
半年に1回ペースで、多分10回くらいしか通っていないのに、
そこまで覚えていてくれることがとってもうれしい。
結局その日、デニムのパンツと、スウェット、インナーシャツをお買い上げしました♪。
会計の時、その店員さんがあるものをくれた。
「コレ、Natasyaさんの趣味に合わないと思いますけど、、、
上でイベントやってますんで気が向いたら見ていってください」
もらったのは「ボーメ展示会」と書かれたチケットだった。
「ボーメ・・・知らんなぁ」
パルコの催場で開催されている展示展で、本当は入場料300円するらしい。
せっかくだし行ってみるかと思ってイベント会場に足を運ぶと、
そこには、でっかい人形が飾ってあった・・・。
[美少女フィギュア。(唯一撮影がおkなやつ)]
ボーメとは、フィギュア(精巧な人形みたいなもの)の造型師だったのである。
「さっきパルコに似合わないメガネっ子系な女子がいたのは、このせいか。。。」
妙に納得するも、中に入るとそのフィギュアのインパクトに驚愕した。
フィギュアが全部エロいのである!。
人形はすべてがアニメキャラやゲームキャラの女の子なのだが、
巨乳だったり、悩ましげなポーズだったり・・・。乳首が出ているものまである。
すごい高精度なつくり込みで、その製作意欲に関心もするが、
エロい表情というか、エロいシチュエーションというか、作りがとにかく繊細なのである。
しばらくそういう世界から外れていた自分としても、完全に食いついてしまった。
直接的なエロさじゃない。
間接的なエロさだ。
これは日本人の繊細な感情でしか表現できない領域だと思う。
「ビバッ!ジャパニーズオタク!。」 である。
こういったサブカルチャーの魅力はハマれば強力なものである。
これら分野の日本技術力(妄想力)の高さを評価し、今後の成長を期待したい。
そんな帰り道。
ジャパニメーション技術の衝撃にさらされながらJRに乗っていると、
電車の中に一人の女子校生(結構カワイイ)を発見した。
その子を見たとたんに俺は思わず、「ん~っ!?」と声を出してしまった。
制服の胸元のところに、「でっかい鈴」が付いているのである!。
いや、それだけでない。その娘の首には「皮製の首輪」がつけられていたのだ!。
「なんでドラえもんー!?」
ファッションなのか?
それともイタイケな女子校生を誰かが調教しているのか?。
(おそらく後者だ・・・。)
そう思うとさらに色々な妄想が頭をかけめぐって、
その後の電車の中で落ち着かなかったのは、いうまでもない。。。
Natasyaは宣言したい。
ジャパニーズエロスの夜明けは、もうそこまで来ている・・・。