仕事が予定よりも早い時間に仕事が終了した為、帰路途中にある母校にちょろっと寄ってみた。
とくにむちゃくちゃ楽しいわけでもなかった学生時代。学業も、友達も、ボチボチ程度にやってた。
でも忘れられないのはやっぱり色んな意味でアツイ汗水を流した部活(弓道部)だ。
今でも忘れない、この扉をくぐった時のこと。
袴姿で弓を引く女のコに憧れて、道場を覗いてたらスカウトされたんだ。
経験も無く、バイトと掛け持ち、という状況の俺でも快く受け入れてくれた。
所属していた2年間、日々の練習や集中合宿、公式試合などみっちりシゴかれた訳だが、
それでも中学、高校とろくな部活動してなかった自分にとってはとっても刺激的で充実した日々だった。
そんな状況では当然ドラマが生まれたりもする。。。
先輩達が引退した夏、俺達は部の幹部に就任した。そして俺も副主将になった。
しかし、その後に俺は部を退部することになる。運営に対する幹部内での意見の食い違いによって・・・。
部活っていうのは、同好会じゃない。
面白いだけではやっていけない。当然結果を残さなくてはならない。武道系部活動ならばなおさらだ。
「厳しい練習」とそれについてくる「部員の確保」というのは「部」の負わされた二律背反。
主将は前者を、そして俺は後者を主張した。どっちがよくてどっちが悪いなんてことじゃない。
ただ両者をうまく調整しきれなかった自分は自らの身を引いたのだ。俺も正直若かった・・・。
ま、こんなこと今更真剣になやんでもしょーがないが、
しかし、たったひとつだけ悔いがのこっていることがある。
「はかまプレイはしたかった・・・」
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