チョコレート事件といっても、グ○コや森○の毒入り事件ではない。
この物語は非常に不可解であり、また想像以上に悲しい事件なのだ。。。
この雪のアポロチョコレート、これがすべての始まりだった。。。
普段はお菓子なんて買わない俺だけど、その日は特別においしそうに見えたこのチョコを
手にとってレジに並んだ。そして会社でひとつづつ摘まんで食べながら仕事に興じる。
「うん、ウマイ!」
ちなみに俺は会社内ではなぜか女の子と良好な関係を築けていない。(とある事件があって)
だからワイロという意味ではなく、軽くチョコで人気取りを図ってみようかな。
そんな気持ちでいつも冷たくあしらわれている女の子(A子)のところへ。。。
「はい、コレあげるわ。いつもお世話になっているから」 (Natasya)
「・・・」 (A子)←明らかに不審がっている
「いつも書類の見積書の提出が遅くなって迷惑かけてるからさ、はい!。」 (Natasya)
「別にいいよぉ~、コレ受け取ったら見積書出さない気でしょ」 (A子)
「そんなわけないじゃん~、まぁ今月も遅くなりそうだけどさ」 (Natasya)
「ちょっとぉ~、ふざけないでよぉ!(半ギレ)」 (A子)
せっかくチョコをあげたのに逆に怒られてしまったNatasya・・・。
でも不幸はこれだけではなかった。。。
「女の子に書類出さないなんて言っとるなよ。ちゃんと出せ!」 (A子の上司)
「えっ!?、は、はぁ・・・。出しますよ。」 (Natasya)
いきなり上司が出てきてあっけにとられてしまった。
別に書類を出さないなんて一言も言ってないのに。
ってか、チョコをあげただけなのになんで?。気分悪いなぁ。
しかし、不幸はさらに続く。
「Natasya君の事がGLミーティングの中で名指しされていたよ!
書類を出さない人として!」 (私の上司)
えぇーっ!?、GLミーティングって部長だけならず、取締役まで出てる会議ぢゃんよ!。
そしてなぜ今回だけ名指し?。ってか、なんでこんなに悪者になってるの俺??。
もう俺の評価なんてガタガタですよ!。見積書提出が月末ってべつに俺だけじゃないのに。
それに作れるもんならすぐに作ってるさ。作る時間もまとまって取れないっていうのによぉ・・・。
「やっぱりチョコレート事件の犯人って、Natasya君だったのか!?」 (私の上司)
あぁ、もう「事件」になってるし・・・。
ただ、チョコをお裾分けするだけの気持ちだった。
うれしそうにする顔を見たいだけだった。 それなのに・・・。
再確認した。この会社の女の子達とは信頼関係を築けない・・・。
ママン・・・、僕はもう疲れたよ。。。
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