しばし前に奈良県まで男友達と二人旅をした。
最近できた伊勢湾岸道から乗っていくと奈良県までは実に2時間かからずに行くことができる。
途中名阪国道という一般道なのか高速なのかよく分からない道を通ることになるのだが、
その道沿い(三重県の山奥)に五月橋パーキングエリアというのがある。俺たちはそこに立ち寄った。
国道からパーキングエリアに入った時点で、なんだかまずはパラダイスの臭いを感じた。。。
妙に目立つ大きい看板を出している店があるのだ。
「おふくろさんの味!」 「おかわりタダ!」 「困った時は助け合い!」
もしかしたらココはアツいんじゃないかって思って俺たちの鼓動は高まった。
中に入ると客はいなかった。15時という中途半端な時間帯だったというのもある。
初めて入る定食屋ではカツ丼を頼まなくてはならない。(味皇様も日の出食堂でカツ丼を頼んだ)
しかし相方はトン汁定食を頼んでいた。そして料理が届いた時に店員がこういった。
「大盛り、お代わりタダですからっ!」 その時の俺たちは普通に納得した。
しかし、そのレストランの壁面にはあまり納得できないモノがそこにはあった。
<さつきレストランの唄>
ちょっと画像が見難くてよくないのだが、なんとこの店オリジナルの歌(演歌)があるというのだ。
しかも本格的な演歌歌手に歌わせており、その曲の歌詞が大きく書かれている。
その歌いだしというのが、
(セリフ) いらっしゃい!。ごはんの大盛り、お代わり、タダでっせ!
う~ん、演歌にしっくりくるリアルなフレーズ。。。俺はこの店がたまらなく好きになった。
しかし歌っている藤のぶ子さんは複雑な心境だったに違いない。
また、その下に書かれている支配人のメッセージも心にくるぜっ!。
親孝行とは まず自分の体を 大切にすることから
その日に食べたカツ丼が妙に塩辛かったのは、
はたして店の味付けのせいだったのだろうか。。。
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