健康診断とキャバクラ

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真夏のくそ暑い日に会社の健康診断に行かされた。

まず時を少しさかのぼってしまうが、会社の中で同じグループ員であるF君と話ていた時、
「いや、健康診断いいッスよ。結構女の子も沢山いますし、検診衣が萌えっす!」
みたいなことを言っていた。俺の記憶の中では、健康診断で同じ時間に回ったことあるのは
みんなオッサンばかりだったこともあって、「んなこと無いだろ」と心のどこかで言っていた。


とある医療施設に到着してまず受付をすます。問診があるらしく椅子に座って待てと言われた。
おとなしく待っていたのだが、前方右側1時の方向に20代中盤程度の女子3人組を発見した。
「これはF君の言ってたことは本当かもしれない。・・・それに検診衣を着ている女子が意外に熱い!」と
すでに健康診断の虜になっている自分に気づいた。

そしてその後、「な、なにぃ━━━(゜Д゜;)━━━━!?」
俺は思わず自分の目を疑った!。
なんと、検診衣を着ているキャバ嬢が目の前にいるのだ。
年齢は20代前半、いや下手したら10代か?。可愛い系な顔つきだ。
髪の毛は背中まで伸びていて強めのウェーブがかかっている。いわゆる名古屋巻きだ。
そしてなんていっても、この香水のかほり・・・。
検診衣とキャバクラ嬢というこのギャップにすでにノックアウト寸前・・・。
「これは萌えだ!!。こんな娘と一緒に検診まわりたいーーーっ!」 と
オッサン的な発想をしていたのだが、なんとそれは現実となる。

採血、検尿のあとにレントゲンがあった。自分がレントゲン室の前で並んでいたら、
なんとレントゲン室の扉をから彼女が出てきたのだ!。
 「わ−い☆。生きててよかった━━(゜∀゜)━━ぃ!!」   (←もう完全なオッサンである)
そんな状況で医者がクールに言う。「次の方、部屋に入ってください。」 
言われなくとも入りますとも。そして入室、
「あぁ、わずかに残るこのかほり・・・」  昔一時期よくいったキャバクラのにおいだ・・・。
そんな状況で医者がクールに言う。「はい、大きく息を吸ってください。」
言われなくても喜んで吸います!!。ってか、お土産として空気をビニールに入れて持ち帰りたい位だ!。

我が人生の中で、こんなに満たされたレントゲンは今までなかっただろう。


そして、次に視力検査と心電図と進むことになっていた。
その時から自分の中である一つの妄想があった。
「そういえば心電図って胸に吸盤付けるよな。この娘のあとに俺が吸盤つけたらそれって間接おっぱいやん!!」
これはアツイ!!。空気という希薄な物質ではなく、吸盤という物理的な接触になるのだから。(←言い方がエロい)

そんな心電図に期待を膨らませていたのだが、その前に視力検査があった。
こういうところの視力検査ってすごく適当なので、ついつい自分も適当になる。
「右。 下。 わかりません」 淡々とやっていたら、その隣の席にそのキャバ嬢が来て同じように視力検査をしだした。
「右です。 左です。 ・・・分かりません」   う〜〜ん、視力検査の回答にわざわざ「です」を付けるなんて、
「なんていい娘なんだーーーーー!!」(〃 ̄▽ ̄〃)       と、勝手にベタ誉め。

そこで看護婦(おばちゃん)が言う。
「あ、Natasyaさんは眼底、眼圧試験もありますね」
「え!?」  
彼女の視力検査を横目に、俺だけ奥にあった暗い部屋に連れてかれてた。
おいおい、これはタイムロスなんでないかい?。さらにおばちゃんと二人きり・・・。
「空気でますからね〜」  
空気だろうが何だろうが構わないから、早く終えてくれ。
「はい、OKです。」
「やばい、間に合わないかもしれない」
おばちゃんの声と同時に俺は一抹の不安を覚えながら心電図室へ走りだした。

そして心電図室の前にたどり着いた俺は驚愕した。
「・・・終わった」
キャバ嬢と俺の間には二人の人間がすでに割り込んでいたのだ。
一人は40前後のおばちゃん。そしてもう一人はひょろっと身長が高めの眼鏡男。
切ない、切なすぎる・・・。
もう。自分で自分の気持ちを慰めなければ自我が崩壊しそうな位だった。
最悪まだおばちゃん一人だったら20%程度は感じ取れたかもしれない間接おっぱいの感触。。。
しかし途中で男が入った時点で、その吸盤は[ただの吸盤]でしかないのである・・・。

そのあと、心電図検査でその[ただの吸盤]を付けて天井を見上げる。
今日の健康診断であったことが走馬灯のようによみがえる。
X-Japanの名曲が自分の頭の中でかかる。
「もう、ひとりであるけない」


その後、この日のすべてにおいてネガティブシンキングだった。。。


iguchi.jpg

[貼ってあったポスター]

「井口のバーカ、卑猥な言葉の書かれた帽子なんかかぶってんじゃねーよ!!」
ボスターに八つ当たりをしている自分を見た会社の後輩が隣で言った。
「Natasyaさん、井口の帽子は卑猥じゃありませんから。むしろ卑猥なのは貴方の頭の中だと思いますよ」
そんなことをいう後輩をもつ自分が悲しくなってきた。。。

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