最近はサブカルチャーなど内容があっち方面に偏っていた感がありましたが、
ちょっくら、たまには真面目な話でもしようかな。
今、問題になっている原子力発電の話。 (←重いなぁ・・・)
あくまでも原子力推進派のNatasyaとしての
個人的な主観/主張ですのであしからず。
先日、管首相が「原子力計画を見直します」と言った。
既に何十年以上もの間、国家として推進してきている計画を
安易にくつがえすことを言ってほしくない、そう思った。
福島第一発電所がこんな状況だからいたしかたない、と考えたとしても
Natasyaにはそれは単なる支持率を意識した発想としか思えない。
政治家にとって必要なことは、
誰もが思うことをそのまま言うのじゃなくて、
「日本が将来どうあるべきか」
というビジョンを持って発言&行動をすることなんじゃないか?。
原子力発電をやめた場合の代替エネルギーはどうするんだ?。
CO2やメタンの排出が多い火力発電所を増設していくのか?
長期的に見た地球温暖化問題やオゾン層問題はどうするんだ?
限りのある石油や天然ガスを、ただ発電の為だけに燃焼させることが
長期的に見て最良と言えるのか?。
原子力発電は核エネルギーや放射性物質などの人類が挙動や影響を
完全に把握できていないモノと付き合わないといけないから
それに対する不安があるのは誰だって当然だと思うけど、
今まで国として推進しておいて、事故が起きたからやっぱり止めますって、、、
それこそ無責任じゃないか?。
首相一個人の意見でなく、国の方針として早く方向性を示してほしい。
Natasyaは大学の講義で原子力発電について学んだ。その時に、
「もう原子力じゃなきゃダメなんだ・・・」 と覚悟を決めた。
・CO2排出元の3割が火力発電所、という現実。
・オール電化や電気自動車を利用しても、
元である電気を火力発電してたらほとんどエコ効果無し、という現実。
・プラスチックなどゴミ分別をしても、リサイクル工場までガソリン車で輸送してたら
それ以上の石油を消費してリサイクルの意味無し、という現実。
(しかも正式にはリサイクルでなく可燃ゴミを燃やす燃料になるだけ)
→エコだと思って色々やっていることって本当にエコなのか?
実は家庭ではオール電化、移動では電車もしくは電気自動車にして、
その上で電気エネルギーは「化石燃料以外で発電」するようにすることで
ようやく本当のエコ社会になる。実は今はその移行過程であるってこと。
今までの努力を実らすには、(現時点では)原子力発電をするしかない。
管首相は今まで何十年の取り組みを無駄にする気なのか?。
化石燃料はすでに枯渇に向かっているし、
世界の人口は右肩上がり。CO2濃度も右肩上がり。
京都議定書でもCO2削減するって決めたよね。
だったら、今回の事故で得た経験/ノウハウを活用して
より安全な原子力発電技術を生み出すことが技術立国日本の使命じゃないのか?。
だから東京電力がんばれ。東芝がんばれ。日立がんばれ。
もちろん原子力発電がリスクなのは間違いない。
でも、もう人類はリスクを選択していかなければならないところまで
来ちゃっているという現実をしっかり認識していかなきゃいけないんだ。
というのを、たくましく生きる
さよなライオンを見て思った。
さよなライオン、かわいいよねぇ~。
うちのヨメさんはありがとウサギ派だったんだけど、こんこんと説教していまでは立派なさよなライオン派です。
なぜなら、彼女も私にとって特別な存在だからです。